レンズコーティング 眩しさを防ぐ、キズがつきにくいなどさまざまなコーティングについて紹介します。 カラーレンズの効果とは 一般にカラーレンズは3種類あり、1つ目は「ファッショングラス」、2つ目は「サングラス」、そして3つ目が、眩しさを防ぎ物のコントラストを向上させる「ハイコントラストレンズ」です。「ファッショングラス」は、肌をきれいに見せるなどの効果があります。「ハイコントラストレンズ」は眩しさの原因になる青色光線を効果的にカットして、物がくっきり見えます。用途に合わせてご提案できますので、ご相談ください。 UVカットについて 紫外線にはUVA・UVB・UVCの3種類があります。そのうちUVAは水晶体で吸収され「白内障」の原因になると言われ、UVBは角膜で吸収され「角膜炎」を起こすと言われています。紫外線カットレンズはほぼ100%カットして目を守ります。標準レンズをはじめ、ほぼ全てのレンズにUVカットがついています。さらに紫外線対策を強化したい場合には、レンズ裏面に反射する紫外線をカットするワンランク上のUV対策コーティング<両面UVカットレンズ>があります。レンズの裏面からの反射を約95%カットするので、目元のシワやシミ対策ができます。 おすすめのコート加工 お買い上げいただいたレンズにコート加工をおすすめする場合があります。たとえば撥水コート加工をすると、水をはじきレンズが汚れにくくなり、雨や雪の日に快適です。また、レンズのくもりの原因である皮脂や化粧品等の汚れなどをよりスムーズに拭き取ることができますので、メガネのケアが格段に楽になります。防曇コート加工は、マスクや食事の湯気などによるレンズのくもりを防げます。また高温を伴う仕事の方の場合は、熱によるレンズコーティングをすることによってレンズのヒビ割れを防ぎます。他にもいろいろありますので、メガネをお作りの際には生活をもっと快適にするコート加工をご活用ください。 ブルーライトカットについて ブルーライト(青色光)とは、可視光線の中でも強く散乱する性質を持つ短い波長の光で、エネルギーが強く、まぶしさや目の疲れなどを感じさせる原因とされています。パソコン、携帯、液晶テレビなど、モニターから発せられる青色光(短波長光)は散乱しやすく、まぶしさやチラツキの原因のひとつともいわれています。ブルーライトカットコートは集中的に青色光をカットし、目の負担を和らげます。