ソーラー時計に入っている二次電池(充電池)は、充電と放電を繰り返しながら約7~10前後使用いただけます。
ソーラー時計は半永久的に使い続けられるわけでなく、ソーラーバッテリーで作ったエネルギーをためておく二次電池には寿命があります。
使用開始から7年を過ぎると光を当てても充電がたまりにくい、すぐに止まる、動かない場合は二次電池の寿命の可能性もあります。
使用状況によっては数年で二次電池の寿命を迎えてしまう場合もあります。
今回はソーラー時計が止まってしまう主な原因と対処法についてお伝えします。
ソーラー時計が止まってしまう主な原因と対処法
原因① 充電不足(最も多い原因)
【症状】 • 針が止まる
• 秒針が2秒づつ飛び飛びに動く(省電力モード)
• デジタルの場合は表示が消える
【対処法】 • 明るい窓際など光の当たる場所に置くようにしましょう。数時間〜数日充電しましょう。
・充電されるスピードは「光の強さ」によって変わるため、環境ごとの充電時間の目安が異なります。
〔蛍光灯よりも太陽光が効果的です〕
【注意】 • 車内のボンネットなど直射日光の当たる場所や高温多湿になりやすい場所に置くのは避けましょう。
② 二次電池の劣化(充電池の寿命)
【症状】 • 充電しても短時間だけ動きすぐ止まる
•充電しても動かない
【対処法】 • 二次電池の寿命も考えられます。メーカーで二次電池交換や内装修理の依頼をしましょう。
③ 磁気や衝撃による不具合
【症状】 • 秒針や時針が動いていても時間がズレる
• 不安定な動作
【対処法】 • 磁気を避ける(スピーカー、スマホ、バッグの留め具マグネットなど)
・時計店でメーカーに修理や脱磁の依頼をしましょう。
④ ムーブメント(内部機構)の故障
【症状】 • ボタンを押しても充電しても無反応で、リセットしても動かない
• デジタル表示が薄くなる、消えてしまう
【対処法】 • メーカーで点検や修理が必要な状況なので時計店に依頼しましょう。
ソーラー時計は時計の種類により充電範囲が異なります。
ソーラー時計の寿命を延ばして長持ちさせるには、時計の置き場所に気を付けたり、定期的に光に当てることが重要です。
時計を使わない時も引き出しや押し入れといった暗い場所にしまうのではなく、明るい窓際や光の当たるところに置きましょう。
時計の使い方やご質問、修理のご依頼などございましたら、福島県郡山市ジュエリーウォッチトミタ郡山フェスタ店までお問い合わせください。