9SA5ムーブメントの凄さ [グランドセイコー]

今、グランドセイコーを代表するモデルといえば「SLGH005」の白樺モデルではないでしょうか。

グランドセイコーHPより

白樺林をモチーフにした美しい文字盤、エボリューション9シリーズらしい力強いデザインなど、注目ポイントを挙げればキリがないほど良い時計です。

しかし、これは外装の話。
もっと中身も注目してほしい、その中身とはムーブメントの【9SA5】についてです。
SLGH005をはじめ、エボリューション9シリーズなどの自動巻きに採用されている9SA5について今回は紹介していきます。

9SA5とは

はじめに9SA5についてお話すると、9SA5は2020年8月に誕生したムーブメントです。

グランドセイコーHPより

”2020年、グランドセイコーは、10振動にして80時間の連続駆動を実現しながら、「快適な使い心地と上質な感性価値を高次元で両立する」ことを目指した史上最高の機械式ムーブメント「キャリバー9SA5」を生み出しました。”(グランドセイコーセイコーHPより)

 

何がすごいのか

グランドセイコーHPより

9SA5ムーブメントのすごさとは、新たに開発した「デュアルインパルス脱進機」と「ツインバレル」の2つです。
デュアルインパルス脱進機は、がんぎ車からてんぷへ動力を効率よく伝えるため、「直接衝撃」と「間接衝撃」を組み合わせた独自構造を採用。通常、振動数が上がると脱進機効率は低下しますが、「MEMS技術」による精密パーツを活用し、高効率を実現しています。
そして、ツインバレルで高トルクを確保し、デュアルインパルス脱進機と連動してグランドセイコー自動巻きとしては初めて80時間駆動のロングパワーとなっています。

驚異的な薄型ムーブメント

10振動80時間パワーリザーブの他にもうひとつ、ムーブメントも薄いのが特徴です。
主輪列と小型化した自動巻機構を同じ階層に並べる水平輪列構造を採用し、5.18mm厚の薄型となったことで、搭載モデルの重心が下がり付け心地も良くなりました。

登場してまもなく5年が経つ9SA5ムーブメントですが、史上最高の機械式ムーブメントと言われるだけあり、非常に完成度が高いムーブメントです。
SLGH005など9SA5搭載モデルをご試着の際は、ぜひ裏側まで見てみてください。
作り込みの美しさを感じていただけると思います。

 

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