グランドセイコーの腕時計といえば「スプリングドライブ」という方も多いのではないのでしょうか?
そこで今回は、スプリングドライブのムーブメントについて解説していきます。
スプリングドライブとは?
スプリングドライブとは、ぜんまいの巻き戻りをクォーツ(水晶振動子)とICで制御するセイコー独自機構です。
一言でいうと、メカニカル(自動巻き)とクォーツを合体させた機械です。
ベースはメカニカルでありながら、平均月差±15秒とクォーツに匹敵する精度をもっています。
スプリングドライブの歴史
初代スプリングドライブは、72時間駆動の自動巻きとして2004年にリリースされました。
その3年後に、グランドセイコー初のクロノグラフがスプリングドライブで実現しました。
2020年には、最新にて最高の9R系といわれる、5日間(120時間)駆動の自動巻き)9RA5が誕生しました。
流れるような滑らかな秒針
スプリングドライブの魅力の一つに、滑らかな秒針の動きが挙げられます。
トライシンクロレギュレーターは、ぜんまいの動く針に、1秒間に256回電磁ブレーキをかけて速度調整します。
そのため、秒針は滑らかに流れるようにスイープ運針をします。
9Rスプリングドライブを搭載した人気モデル
スプリングドライブを搭載した人気モデルがあるのでご紹介します。
それが通称”雪白ダイアル”とよばれる「SBGA211」です。
グランドセイコー SBGA211
858,000円(税込)
ぜひジュエリーウォッチトミタでご覧ください。